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村瀬昌礼(むらせまさのり)と申します。
旭川で出会ったなんだか素敵なまりーさんに憧れて奨学金を始めてみます。
「村瀬昌礼奨学金」
自分の名前をタイトルにするなんて、少しこっ恥ずかしい感じがするけど、優しさで世界を照らしたいなと思い、来た船に乗っかりたいと思います。
返済不要
応募条件も特になし。
とりあえず遠慮せずに応募しとけばいいんじゃないかな〜と思ってます。
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村瀬昌礼奨学金とは?
村瀬昌礼の毎月の手取り収入の1%を最大3人に1年間給付する取り組みです。
返済は一切不要です。
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プロフィール
僕はこんな人です!って簡潔に話すことは難しいなと、自己紹介を求められるたびに思います。
1996年生まれ。AB型。水瓶座。
大阪府立大学工学部航空宇宙工学科を卒業。
地域創生の企業勤め。新規事業開発担当。
そういったことは書けるけれども、そこから僕の人柄が伝わりますかね?
そんな屁理屈を嬉々として語りがちな変なやつだと覚えてもらえれば幸い(?)です笑
あ、でもきっと悪いやつじゃないんで、そこは安心してください。

平々凡々と過ごした子ども時代
さて、改めてまして村瀬昌礼と申します。
昔から不思議な人だとよく言われて来ました。たとえそれが悪いニュアンスで言われていても、満更でもないなと思って生きてきました。

キリスト教系のカチカチとした幼稚園では、通園がいやだったのか、通園バスで制服を脱いで不貞腐れたりしていました。
小学1,2年生くらいまでは席に着くことができず、授業中に教室の後ろとか廊下とかをぷらぷらしているような落ち着かないやつでした。
小学校の高学年になるといじめられたりもしましたが、廊下で死んだふりをしたりしながら相変わらずまったりマイペースで過ごしていました。
人に興味がないのかもしれません。いつも興味の対象は自分であり、自分が見ている世界なのかもしれません。
でも、全く人に興味がないわけではないと思います。ただ人見知りなだけかもしれないと思っています。

生まれも育ちも兵庫県。ベッドタウンですくすくと育ちました。
幼稚園は私立でしたが、小学校から大学まではずっと公立の学校に通っていました。
お小遣いはあまりもらっていなかった方かもしれません。
低学年の頃は駄菓子屋でお菓子ひとつ買うことさえも渋っていました。
高学年になると、男子の間でデュエマが流行っていて僕もよく遊んでいました。
悪友が親の財布からくすねたお金でカードを箱買い(確か1箱5千円くらい)するのを傍目に、僕は何も買えずにいました。
強いカードをたくさん持っている友達にはなかなか勝てなくて、悔しくて自販機の下を漁ってお金を集めたりもしました。
玩具屋さんのおばさんは可愛がってなのか、哀れみからなのか、大きなお菓子の袋を渡してくれたこともありました。

小中学校ではサッカーをやっていました。
僕は運動は全然得意な方ではなくて、50m走は8秒を切ることがないくらいでした。多分クラスの中でもワースト3に入るくらいの足の遅さで、コンプレックスに思っていました。
小学校の時にはアイシールド21のアニメを見て、もう少し成長すればこんなに足が速くなるんだと思っていましたが、ずっと変わらず50m8秒台でした。
そんな負い目もあってなのか、いい靴やボールを買ってもらうように親に頼むことに引け目を感じ、ずっと穴の空いたボロボロのスパイクを履いていました。
中学のときのサッカー部は市内でも最弱クラスでした。
チームの人数が10人を切っていて、ルール上ぎりぎりとなる8人で試合に臨んだこともあります。そのときはたしか15点くらい入れられて惨敗でした。
相手のゴールキーパーに何度シュートを打たれたことか、、、💦

情弱すぎる高校時代
倍率1.05倍くらいの高校受験をくぐり抜け、入学した高校はいわゆる地元進学校。受ければほとんど受かるのに、なぜか地元では優等生としてみられます。
5年に1人くらい東大合格が出るとか出ないとか、そんな高校に何の志も持たずに入学しました。
クラスのみんながスマホを持っている中、僕はガラケーさえ持っていませんでした。
情報社会というものがいつ始まったのかは知りませんが、生まれた場所や周りにいる大人によって選択肢がある程度限られてしまうということを、当時の僕は微塵も知りませんでした。

高校2年の時に学校からの案内でオーストラリア短期留学というものがありました。
生真面目な性格で学校から渡されたプリントは全て親にパスしていたことが幸いし、親の勧めで人生初の海外渡航の機会が得られました。僕の人生にとって、これは大事件です。
特にやりたいことも何もなかったけど、なんとなくワクワクするなという軽い気持ちでの応募でした。
スマホを持たない僕にとって、オーストラリアは割と未知の土地。地理の先生によるとオーストラリアは安定陸塊であるとのことでしたが、果たしてどんな国なのかほとんど知りませんでした。
テレビの影響からなのか、根拠なくホストファミリーの家は大きな芝生の庭にプールとかトランポリンとかがあるような大豪邸をイメージしていました笑

結局そんな大豪邸にステイすることはなく、一般的な家庭にお邪魔して高2の夏を過ごし、多感な時期に心身揺さぶられる経験をして帰国。
そして、、、ちょっとヤンチャになりました。
外にはこんなに大きな世界があるのに、どうして小さな教室で平凡な日々を浪費しないといけないんだろう、、、
「もっと社会のことを知りたい。」
「もっといろんなことを経験したい。」
「何かわからないけど、何かやりたい。」
そんな想いが沸々と湧いてきたものの、ぶつける先が間違っていたようで。
平凡な公立高校の教員には手に負えない状態になり、自宅謹慎を食らうことに、、、💦
もしもスマホをもっていれば、自分でやりたいことを探し、学校なんかサボって飛び出して行っていたのかな?
今となっては時々そう思うこともありますが、小心者な僕がスマホを持っていたところで、学校をサボるなんてことなんてなかったのかもしれません。
出る杭が打たれる環境に嫌気が差し、高2の冬に東大受験を決意。
近所にちゃんとした予備校がなかったから、自室にこもって独学で1年間猛勉強しました。
とはいえ、学校の先生は東大に導く指導なんて多分やったこともないし、僕もドラゴン桜で自身を鼓舞する始末。結局受験戦争にはあっさりと敗退しました。
私立は高いから受けず、後期日程で受けた北大にはあと一歩届かず、、、(あと数学1問解けたら受かってた)
唯一滑り止めで受かった大阪府立大学に進学を決めたわけであります。
ちなみに東大を受けようと思ったのは日本で一番の大学だから!
という理由ではありません。
オーストラリアで感化されまくり、この広い世界を理解したいという探究心が原動力になりました。東大は教養の教育に力を入れており、教養を学べば自分の世界が広がりそう!という理由から受験を決めました。
(ちなみに当時僕はAPUやAIUなどの教養に強い大学は知りませんでした。)

解き放たれた大学時代
親への経済面での負担を考えてのこともありましたが、東大じゃなくても早く大学に入っていろんなことを学びたい!という気持ちから浪人はしませんでした。
あと、僕の次の代から受験が変わるということで不安感もあり進学を決めました。
しかし、大学生活のイメージが全く湧かないスマホビギナーの僕を待ち受けていたのは、最初の難関である新歓トラップ。。。
新歓をはじめとした数々の大学生活の楽しさにかまけて勉強は並でした。
入学当初は北欧の画期的な教育システムに憧れ、ほのかに留学したいという気持ちもありましたが、それを実行するだけの情報も行動力も熱意もお金も持ち合わせていませんでした。
とはいえ、海外に興味があったため海外研究の部活に入り、1年生の夏休みにはスペインに渡航。
帰国後は長すぎる大学の夏休みを持て余し、暇つぶしにヒッチハイクにチャレンジするほどになりました。

大学生活当初のLINEの使い方すらわからない状態から、1年生の夏休みになってようやく大学生らしくなってきた気がします。
コミュ障すぎてまじで引くほど人と話せない状態から自主強制ヒッチハイクで少しずつコミュ力を身につけ、1年の春休みにはリゾートバイトで伊豆のホテルに缶詰に。
リゾバが休みの日は暇すぎてTwitterのアカウントを作成し、スペインの写真を適当にアップ。嬉しいことに何人かからフォローされ、DMもいただいて旅の話で意気投合しました!
あ、ちなみにその人マルチの勧誘の人です笑
マルチなんて何も知らない僕は伊豆から関西に戻り、DMをくれていたフォロワーさんと会いました。そういえばカフェでコーヒーを飲むのはこの時が人生初。そのちょっとしたワクワク感もあり、楽しくお話しできた記憶があります。
海外に行くお金が欲しいという純粋な気持ちからお金稼ぎに興味を持ち、マルチの世界に片足突っ込むことに、、、
大学1年の間だけもらっていた手付かずの奨学金が50万円ほど口座にあり、その一部を”入会金”に充てました。
それからぷらぷらと怪しいビジネス界隈で浮きも沈みもせずに生きながらえ、部活で海外視察(タイのメーファールアン財団)に行っている間に怪しいビジネスから物理的に距離ができて辞めており、いつのまにか足を洗えていました。

タイからの帰国後はこれからの人生をどうするか迷走期間を経て、情弱な過去の自分に物申すべく高校生のキャリア教育に人生の時間を捧げようと決め、イベントを開催したり、高校生の進路相談に乗ったりと活動していました。
学生のうちに起業しておいても面白かったなとは思いますが、これまでの生き方によって、リスク大に見えるその道は閉ざされているようでした。

中略
思っていた以上に長くなってしまったので、大学時代後半とか社会人になってからとかは省略します。
これまで書いて来たことの延長線上で、広く浅くマイペースに生きているのが今の僕だと思ってもらえれば幸いです。
高校時代の経験もあり、ゼネラリストを目指していろんなことに手を出すものの、深く入り込んで打ち込めないことに悩んだりもしますが、「キャリア」とか「教育」とか「情報格差」とか、その辺りのワードを軸に何か企てたいなと思っています。

奨学金を始めようと思った理由
さて、今回奨学金を始めようと思った理由は主に2つ。
1つ目
これまでの人生で本当にたくさんの人にお世話になりました。
ヒッチハイクだけでも多分数百人の方にお世話になっています。バイト先の方には本当に可愛がってもらったし、今となっては怪しいビジネスの方にも(教訓として)ある意味感謝しています。
親とはなんとなく不仲で正面から感謝を伝えられないけれど、育ててくれたことには感謝しています。
人って人生で一体何人くらいの方に会うんでしょうね?
僕は人生を彩る人との縁を社会に巡らせて、優しさで世界を照らしたいと思っています。
奨学金が少しでもそのきっかけになれば嬉しいな。そんな気持ちから奨学金を始めてみたいと思います。

2つ目
「格差」に課題を感じています。
お金の格差、情報の格差、 選択能力の格差、、、いろんな格差があると思います。
僕の育った家庭は貧困というわけではないと思うけれど、これまでの人生で情報格差は強く感じてきました。
また、お金や情報を持っている周りの人と比べて、自己嫌悪や劣等感を覚えることもよくありました。
そして、僕はまだその感覚から抜け出せたとはいえないかもしれません。
今だに自分のこれまでの人生をやり直したいと思うタイミングが時々訪れます。
まだ自分自身が満たされていないかもしれない。そんな状態で人に与える行為をしても、自己犠牲や偽善にしかならないかもしれない。
それでも、僕が格差に課題を感じていることは確かであり、少しでも解決したいと思っていることも確かです。
だから、まだまだ未熟な自分ではあるけれど、この奨学金の取り組みを通して応募者の皆さんと共に成長していけたらなと思っています。

奨学生になると得られるもの
①お金がもらえる!
社会人歴3年くらいの僕の手取り収入の1%を支給します。
100倍したら僕の収入がバレますね。
毎月本を買ったり、progateでプログラミング勉強したり、flierで本の要約を聞いたり、ちょっとした生活の足しになると思います。
※1%なので決して大した額ではありませんが悪しからず。
※本業のお給料は年俸制12分割支給のため、ボーナスはありません。毎月それほど変動がないと思いますが悪しからず。
②毎月村瀬と話せる!
希望すればzoomやランチ/ディナーでお話しできます。
奨学金の使途報告義務等は発生しないので、気軽に話しましょう!
気が向いたら声かけてくださいな。
③お金のリテラシーがつくかも!
決して大した額ではないものの、何もしなくてももらえる奨学金です。
お金について意識する機会は普段あまりないかもしれませんが、自身のお金の使い方について見直すいい機会になるかもしれませんね。

応募資格
応募資格は特にありません!
年齢問わず、性別問わず、経験問わず、所属問わず。
村瀬の知り合いでも初めましてでも、誰でもウェルカムです!
応募方法
応募フォームに氏名/連絡先等を記載の上、A4サイズのPDF1枚を提出してください。
内容は問わず。
・自己紹介を書き連ねる
・趣味について語る
・A4サイズのアート作品を制作する
・奨学金獲得にかける思いの丈をぶつける
・あえて白紙で提出する
・QRコード添付等で実質サイズ要件を突破する
などなど何でもアリです!
どうぞご自由に。
※Googleにログイン後に、フォームの送信をお願いします!
応募締切および発表予定
締切:2022年4月17日23:59
発表:2021年4月下旬を予定
定員:最大3名
備考:奨学生に選ばれたら、銀行口座/paypay/LINEpayのいずれかのIDを教えてください。
選考基準は明確に定めていませんが、キラリと光る何かを感じた方にします。(新卒採用担当の人事が言ってそうですね、、、笑)
・共感できる方
・応援したいと思える方
・面白いと感じる方
・なんだかビビッとくる方
・もっと話してみたいと感じる方
などなど
要は勘で選ぶので、気楽にありのままの自分で応募してきてくださいませ!

最後に/これから
僕は多分普通の人間です。
ときどき宇宙人みたいと言われますが、母子手帳には兵庫県西宮市生まれと書いています。
だから、弱い部分もたくさん抱えているし、強がってそれを外に見せなかったりもします。
心底泣きたいと思っていても涙腺が物理的に枯れているだけのこともあります。(ドライアイです)
将来的にはお金に困っているあらゆる若者を支援する財団を立ち上げることを夢見たりしていますが、今は大した聖人というわけでもありません。
無力な自分を恨んで人に嫉妬することもあります。
どうしようもなく病んで何もやる気になれないこともあります。
でも、そんなときでも自分と向き合って生きていたいものです。
これまでの僕の人生に救いの手を差し伸べられるような大人でいたいものです。
まだまだ弱い僕だけど、そんな僕と人生のほんの一部を共有してみたいというあなたに、この奨学金が届けばいいなと思っています。
それでは、サーバーがパンクするくらいたくさんのご応募お待ちしております!
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