くろだしょうしょしょうがくきん。「しょ」が多いですね。
黒田小暑、ついに、奨学金はじめるってよ。
2022年、全部で5つの奨学金に同時に採用された「もらう側エリート」だったわたしが、ついに、いよいよ、満を持して「おくる側」になります。拍手!
黒田小暑の毎月の収入の1%を、誰かに1人に給付させていただきます。
応募資格は不問、返済義務もなし。
この取り組みを通じて、新しい素敵な出会いと繋がりが生まれれば嬉しいな、と思っています。
今日に至るまでのこと ~自己紹介(深)~
2021年、黒田小暑はどん底にいました。
2020年1月のコロナ禍前夜に『まったく、青くない』という作品で小説家となったわたし。
2022年は、コロナ禍の真っ只中で、2作目の刊行に向けてひたすら原稿と向き合っていました。
担当編集者とことごとく意見が合わず、些細なことでぶつかり、改稿の回数は10回を超えました。
一体どうなることが「完成形」なのか?
この原稿が本になり書店に並ぶ日は来るのか?
そもそも、自分が小説を書くことに意味はあるのか?
出口の見えないトンネルの一番暗い場所で、当時のわたしは多分、ちょっと鬱っぽくなっていました。
実家暮らしだから生活には困らない。
だけど、自分を精神的に満たすためのお金はない。
どうでもいい話をして笑い合う友達は少なくない。
だけど、自分という人間を真に理解してくれる人はいない。
故郷・福岡は嫌いじゃない。
だけど、自分の暮らす町や家は面白くない。
何が足りないというわけじゃないけれど、どこか満たされない。
いつもなんとなく飢えていて、寂しくて、つまらなくて、わたしはとにかく孤独でした。

「奨学金のことを小説にしたいので、お話を聞かせてくれませんか」
そんなメッセージをXのDMに送ったことから應武茉里依と知り合い、わたしの人生は少しずつ動き出しました。
奨学金のことを小説にしたいのなら、まずは自ら渦中に飛び込まねば。
そんな考えから、2022年4月期に募集開始された7つの奨学金のすべてに応募し、そのうち5つに奨学生として採用されました。
小説家の文章力で応募書類をガチると、70%くらいの勝率を残せるということですね。
図らずも毎月+1万円くらいのお小遣いを得ることになったわたしは、人生経験として風◯に行ってみたり、小樽でお高い海鮮丼を食べたり、プリンを食べるためだけに大阪に行ったりしました。

毎月の奨学金のおかげで、「自分を精神的に満たす」が、少しずつできるようになっていきました。
さらに、翌2023年の早春。
最愛オブ最愛の祖母が亡くなったことで、わたしの人生はいよいよ大きく動き出しました。
生きとし生ける者には寿命があり、どんな生物にも必ず死が訪れる。
ただし、わが最愛の祖母を除く。
本気でそう信じていたのに、祖母は亡くなりました。
己の人生を捉えるカメラが急にグーンと引きになり、同じように、両親がいなくなり、そして自分自身がこの世を去る日がリアルにイメージできるようになりました。
ここでこんなことをしている場合ではない。
そんな焦りから、何を思ったか、突然ユー◯ャンで行政書士講座を受講し始めたり。
祖母のいない福岡に居続ける理由はなし、と放浪の旅にでも出ようかと考えてみたり。
あんなに大切だった小説が、読むことも書くことも何だかどうでもよくなったり。

そんなとき、應武が大阪でシェアハウスを始めることを知り、何をトチ狂ったか、3日で大阪移住を決断しました。
それから半年後の2023年9月、わたしは本当に大阪・吹田にやってきて、子育てシェアハウスで生活を始めることになります。
これぞ、タイミングとノリと勢い。
魔が差した、とも言えるのかもしれません。
けれどこれで、「自分の暮らす町や家が面白く」なりました。
※その後の、わたしのすいまーるでの生活については、「すいまーるのくろだ」というアカウント名でnoteを随時更新しているので、ぜひそちらを!

祝「合同会社黒田班」設立!
また、今年の1月15日には、「合同会社黒田班」を設立。
なんと社長になってしまいました…!
まずは障害福祉事業をおこなう会社としてスタートを切りましたが、ゆくゆくはコワーキングスペースを作ったり、わたしのような普通の就職はしたくない各種ワナビー後輩たちを集めたりしたいな、と夢を膨らませています。
せっかく作った会社という箱を存分に使って、自分や大事な人たちの人生をうなぎ登りに面白くしていきたいですね。
多種多様なアイデア、随時募集中。
とはいえ現状は、山のような書類を前に途方に暮れたり、鳴りやまない営業電話に怯えたり、正しい場所に判子を押すことすらできなかったりするだけの日々です。嗚呼、理想と現実。
事業開始から3ヶ月。まだまだ應武の多大な尽力がなければ仕事を回せない状態ではありますが、これから少しずつ社長の肩書きが板に付いていけばいいな、と思っています。
黒田班の設立によって、わたしは、かつては鬼のように入れまくっていたタイミーから足を洗い、登録していた派遣バイトをフェードアウトし、向いてなさすぎた塾講師も家庭教師もすっぱり辞めることができました。
わたしが今現在やっている仕事は、合同会社黒田班の代表社員と、すいのヘルパーと、小説家と、あとは某ベンチャー企業の動画編集。
法人業務はまあ、なんか向いてなさそうだけど、やりたくないことには1秒だって時間を割いていません。
とてもとても幸せなことです。ほんとにほんとに感謝。皆さまのおかげです。

なぜやるのか。
~黒田小暑は満ちた。ゆえに、時は満ちた~
「自分が満たされていないのに誰かに与えようとするのは、単なる自己犠牲である」
わたしがこの奨学金の創設者・應武茉里依と出会い、彼女から学んだ考え方の1つです。
應武と知り合って4年と8ヶ月。
すいまーると暮らし始めて2年と7ヶ月。
これまで應武と、そしてすいまーるのみんなと、次から次に降りかかってくる難題に一緒に悩み、苦しんできました。
長いようで短い、短いようで長い日々でした。
そんな日々を積み重ねたことで、わたしはずいぶんと心豊かになり、唯一無二の友人たちを得て、自分らしくいられる場所で過ごせています。
2021年のあの頃、わたしが欲しいと願ってやまなかったものは、ほとんどすべて手に入りました。
わたしという人間を「真に理解してくれる人」は、わたしが今いるこの場所に、もう何人も存在してくれています。
「自分は満たされた」と胸を張って言える今、わたしは誰かに与えてもいい人間になれたのだと、そう信じたいのです。
だからわたしは、他でもない今このときに、自分も奨学金を始めることを決めました。

黒田小暑とは何者か ~自己紹介(浅)~
ものすごく遅ればせながら、標準的な「自己紹介」を少し。
黒田小暑といいます。ペンネームです。
今はいろんなことを仕事としていますが、メインは小説家です。
2019年に「小学館文庫小説賞」という新人賞をもらい、2020年に『まったく、青くない』という小説でデビューしました。
最新作は、2023年に出した『ぼくはなにいろ』です(あのときの先の見えないトンネルからは、無事、脱出することができました)。
1994年7月、福岡県で生まれました。
1030gの未熟児で1年近く保育器の中で育ち、やっとのことで退院したのも束の間、2歳のときに実父が病死。
8歳で母が再婚するまで母子家庭で育ちました。
ちなみにわたし、産みの母よりも育ての義父のほうが圧倒的に仲良しで、昔も今も義父というよりは一番の親友という感覚です。
暇だし、金あるし、運転できるし。わが父、まじで使い勝手が良い。

放送委員長の権限を濫用、爆音でORANGE RANGEを流して英雄になった小学校時代。友達とバンドを組み、ちょっとまじでプロのドラマーを目指そうと思っていた中学校時代。ガチガチ強豪スパルタ文芸部の部長として全国を飛び回った高校時代。初心者で卓球部に入ったのに、その人間性と頭脳で笑、最終的に部長にまでのぼりつめた大学時代。



を、経て、現在。大人になってからは酒ですね。もっぱら酒。
ひとり、YouTubeを観ながら昼飲みするのが至高の幸福。
ウィスキーとミルクティーを1:1で割って、見事に弾け飛んだ経験あり。
たまの外出もけっこう好きです。
観光列車に乗って他県に出かけ、ゲストハウスのドミトリーとかカプセルホテルに泊まったりします。もちろん1人で。
最近は街歩き系の謎解きイベントにもハマり中。おひさまの下を歩き回れて健康的だし、途中途中で酒を飲めるので。
月1回、すいまーるのサロンイベントとしてカードゲームもやっています。
飲み友、解き友、カド友、絶賛募集中。


※大切なお知らせ※
ここで1つ、大切なお知らせを。
実はわたくし、借金があります。借金なうです。
大切なのでもう一度書きます。
黒田小暑、借金あります。
ここには具体的な額は書きません。無粋なのでね。
借金があるのに奨学金をやるのかよ! と思われるかもしれませんが、そんなこたあ関係ないんです。
人生において金は大事ですが、同時に人生は金では決まらないものです。
借金があるけど、奨学金もやるんです。
それでいいんです。
それに、その借金、今年中には確実に完済できるでしょう。
つまり、そうです。
わたしの奨学生として採用されれば、あなたは、わたしが借金を完済するまさにその瞬間を目撃することができるのです!
借金の完済を、わたしとともにリアルタイムで喜ぶことができるのです!!
これは、そうそうできない貴重な経験になるのではないでしょうか。

なにをやるのか
~黒田小暑奨学金 概要~
上記の事情を踏まえて。
【黒田小暑の毎月の収入】から【黒田小暑の毎月の借金返済額】を引いた額の【1%】を、【1名】の方に毎月給付します。
加えて、借金返済の進捗を%でお知らせします。
〈あなたのメリット〉
・毎月、新刊の単行本1冊買えるくらいのお金が入ってくる
・今のあなたにぴったりの1冊を紹介できる
・借金完済の喜びをともに分かち合える
・暇なときにどうでもいいLINEとか送れる
〈あなたのデメリット〉
・PayPayユーザーにならなければならない
・月に一度、黒田小暑とおしゃべりする時間がある(拒否権あり、アルコール可)
・順調に借金が返せているかドキドキする
・以後、黒田小暑の友人としてカウントされる

応募資格
年齢:不問
性別:不問
学歴:不問
職業:不問
資格:不問
強いて言えば、わたしに借金があることを面白がってくれる人。
そのうえで、受け取った給付金を一切の遠慮なく自分のためだけに使ってくれる人。

応募方法
以下の応募フォームから質問に回答をお願いします。
質問1:志望動機を教えてください。別に立派なものじゃなくてOKです。立派なものでも、それはそれでOKです。
質問2:あなたの「未来の人生年表」を教えてください。ホストのシャツの胸元くらいざっくりでも、姑の小言くらい事細かくても、どっちでもOKです。
ちなみにわたしは、31歳で借金完済、34歳で直木賞と本屋大賞受賞、50歳で結婚、60歳でノーベル文学賞受賞、です。

あなたにお願いしたいこと
~受給者になったら~
・PayPayのアカウントを教えてください。
もし現時点でPayPayアカウントをお持ちでなければ、誠に恐縮なのですが作成していただけると幸いです。
・支給日は毎月末日の予定です。たぶん忘れないと思います。そういうところはわりと自信あるので。

応募締切および発表予定
締切 : 2026年5月6日 23:59
発表 : 2026年5月中予定
給付期間:2026年4月~2026年3月の1年間
この長文をここまで読んでくれたあなたには、ぜひとも応募してほしいです!
少しでも面白いと思ったら、興味が湧いたら、ビビッときたら、とりあえず応募してみてください!!
楽しみにお待ちしております。ありがとうございました!!!

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